BBQトングの選び方|長さ・素材・お手入れで選ぶ

BBQトングの選び方|長さ・素材・お手入れで選ぶ

BBQトングは、使うグリルに合う長さを決め、先端の形と握り心地、素材に合ったお手入れを確認すると選びやすくなります。

肉を返す、野菜を並べる、焼き上がった料理を取り分ける。何度も手に取る道具だからこそ、見た目と使い勝手の両方に納得できる一本を選びたいものです。

この記事では、バーベキュー用トングを選ぶポイントと、使い分け・洗い方の基本を紹介します。後半では、黒いキャンプギアに合わせたい名栗グリップの「BLACK EMBER FANG」も取り上げます。

BLACK EMBER FANGで鉄板の上の肉をつかむ使用イメージ

BBQの調理に使うBLACK EMBER FANG。

目次

BBQトングの長さは、グリルと作業位置に合わせて選ぶ

人数よりも、食材までの距離を考える

同じ2人分のBBQでも、卓上の小さなグリルと奥行きのある大型グリルでは、食材をつかむ位置が変わります。人数だけで長さを決めず、どこに立つ、または座るのかを思い浮かべてみましょう。

長めのトングは離れた食材へ届きやすく、短めのトングは手元の細かな動作をしやすい傾向があります。ただし、握る位置や先端の形によっても操作感は変わります。

全長にはグリップも含まれます。例えば全長27cmのトングでも、手と食材の距離が27cmになるわけではありません。実際に握る位置から先端までの長さにも目を向けましょう。

使う場面 長さを選ぶときの確認点
コンパクトなグリルで調理する 手や袖を熱源へ近づけすぎず、食材を返せるか
奥行きのあるグリルを使う 身を乗り出さず、奥の食材まで先端が届くか
焼き上がった料理を取り分ける 皿の上で動かしやすく、隣の食器にぶつかりにくいか

購入前には、候補の全長をメジャーで確認してみてください。火を使っていない状態のグリルの前で、普段の姿勢から食材までの距離を見ておくと、必要な長さをイメージできます。

全長だけで、やけどを防げるとは判断できません。火力や風、手の位置によって熱の感じ方は変わります。使用中に熱いと感じたら無理に作業を続けず、熱源から離れましょう。

収納するときの長さと幅も確認する

調理道具をひとつのケースにまとめるなら、ケースの内寸とトングの収納寸法を比べます。折り畳みやロック機構の有無によって、収まり方は異なります。

全長が収まっていても、開いた先端がほかの道具に引っかかることがあります。収納時の幅と、先端を保護できるスペースまで確認しておきましょう。

素材は、先端とグリップを分けて確認する

トングの素材は、食材に触れる部分と、手で持つ部分の組み合わせで考えるとわかりやすくなります。「ステンレス製」と書かれていても、グリップには木や樹脂が使われていることがあります。

素材の組み合わせ 購入前に確認したいこと
先端・グリップともに金属 握りやすい形か、継ぎ目まで洗えるか、食洗機に対応しているか
金属の先端+木製グリップ 木の質感や形が好みに合うか、手洗いと乾燥を続けられるか
先端にシリコーンや樹脂を使用 耐熱温度と使用できる熱源、使う鍋や鉄板との適合を確認できるか

食洗機でほかの食器と一緒に洗いたい場合は、製品全体として対応しているものを選びます。金属部分の素材だけで、食洗機対応とは判断しないようにしましょう。

木製グリップを選ぶなら、木目や彫りの表情も楽しめます。黒いトングでも、金属のなめらかな面と木の凹凸が組み合わさると、手元に素材の違いが生まれます。

黒い仕上げも、製品ごとに加工方法や取り扱いが異なります。見た目の好みとあわせて、直火・研磨剤・洗浄方法についての商品説明を確認してください。

先端の形と握り心地で、つかみやすさを見極める

普段焼く食材に、先端の幅や形を合わせる

薄切り肉を一枚ずつ返したいのか、大きめの野菜を持ち上げたいのか。よく使う食材を決めておくと、先端を見るポイントも定まります。

先端が細いものは狙った位置をつかみやすく、幅のあるものは食材を下から支えやすい形です。内側の溝やスリットも確認しましょう。柔らかい食材は強く握ると崩れるため、先端の加工だけでなく、力の加減も大切です。

BLACK EMBER FANGの食材をつかむ先端とスリット加工

先端の幅や形状、内側の加工も確認したいポイント。

開閉の力と、先端の合わさり方を確かめる

手に取れる場合は、数回開閉して、握り続けるときの力や指の収まりを確かめます。先端が大きくずれないか、つかみたい位置で閉じられるかも見ておきましょう。

通販では、重量・グリップの形・開いた状態の写真・使用動画が判断材料になります。軽さだけで決めず、実際に持つ部分の厚みも確認すると選びやすくなります。

使っている間の置き場所も考える

調理中には、トングを置いて別の作業をする場面もあります。先端が浮く構造、掛けられる穴、トング置きとの相性などを見ておくと、使う場所を整えやすくなります。

先端が浮くタイプでも、置き方や台の形状によって接触することがあります。清潔な場所を用意し、生肉に触れたトングと取り分け用の置き場所を分けましょう。

生肉用・取り分け用・炭用は使い分ける

食材用は、生肉を扱うものと取り分けるものを分ける

生肉を網や鉄板に置くトングと、十分に加熱した料理を皿へ移すトングは、別々に用意しましょう。食べるときの箸も分けて使います。

生肉に触れた器具から、加熱後の食品へ菌が移ることがあります。農林水産省も、生肉を扱う調理器具と、加熱後の取り分けや食事に使う器具を使い分けるよう案内しています。農林水産省「お肉はしっかり火を通してから食べましょう」

黒い道具で揃える場合も、グリップの形が違うものを組み合わせる、置き皿を分けて表示するなど、役割を見分けられるようにしておきます。参加者にも、どれを何に使うか最初に伝えておくと迷いません。

炭や薪は、火ばさみ・薪ばさみで扱う

食材用のBBQトングは、調理と取り分けのために選ぶ道具です。炭を動かしたり薪を持ち上げたりするときは、その用途に対応した火ばさみ・薪ばさみを用意しましょう。

食材用と炭用では、扱うものの重さや熱、汚れが異なります。収納時も分けておくと、食材用の道具に炭や灰が付くのを避けられます。

BBQトングのお手入れ|洗って、乾かして、しまう

1.使用後は、汚れを残さず洗う

熱くなった部分に注意し、扱える温度になったら、製品の取り扱いに合う方法で早めに洗います。先端だけでなく、内側の溝やグリップとの境目にも食材や油が残っていないか確認しましょう。

手洗いする場合は、対応する食器用洗剤と柔らかいスポンジを使い、十分にすすぎます。生肉に触れた器具を、軽く拭くだけで取り分け用に切り替える使い方は避けてください。調理器具を清潔に保つ基本は、農林水産省の食中毒予防の案内も参考になります。

2.木部や塗装に合わない洗い方を避ける

食洗機、金属たわし、研磨剤、つけ置きの可否は、商品ごとに確認します。消毒が必要な場合も、木部や表面加工に適した方法をメーカーの案内で確かめましょう。

BLACK EMBER FANGは、食洗機や金たわしなどによる強い研磨を避けるよう案内している製品です。木製グリップと黒い仕上げを保つため、手洗いを前提に選んでください。

3.水分を拭き取り、十分に乾かして収納する

すすいだ後は清潔な布で水分を拭き取り、継ぎ目やグリップ周りも乾かしてからケースに戻します。汚れた道具を入れていたケースも、清潔な状態にしておきましょう。

乾燥を急ぐために、トングを火へ近づけたり、熱い網や鉄板の上へ置いたりしないでください。食材を扱う部分の変形や、木部・塗装の傷みが見つかったときは、使用を続ける前にメーカーへ確認しましょう。

黒いBBQトング「BLACK EMBER FANG」という選択肢

黒いキャンプ道具に、木の質感を取り入れたい。そのような方の選択肢が、BlackishGearのBBQトング「BLACK EMBER FANG」です。

BLACK EMBER FANGの黒い名栗ウッドグリップ

黒く仕上げたビーチ材の名栗ウッドグリップ。

ビーチ材に名栗加工を施したグリップと、黒いステンレスの組み合わせが特徴。先端にはスリットがあり、テーブルに置いたときに先端が浮く構造や、後部に掛けるためのスリットを備えています。

項目 仕様
全長 約27cm
厚み 約3cm
重量 約88g
素材 天然木(ビーチ材)・ステンレス
内容品 トング本体×1

選ぶ際には、全長約27cmが使うグリルや作業位置に合うかを確認してください。食洗機を使わず手入れをすること、直火などの過度な加熱を避けることも、この一本を選ぶ条件になります。

天然木のため、木目や仕上がりには個体差があります。掲載写真にはサンプルを含むため、ロゴなどの詳細や最新の価格・在庫は商品ページでご確認ください。

BLACK EMBER FANG|名栗グリップの黒いBBQトングを見る

BBQトングの選び方でよくある質問

家庭用のトングをBBQでも使えますか?

使う熱源や温度、作業距離に対応する製品であれば候補になります。先端やグリップの耐熱性、グリルに届く長さ、鍋や鉄板との適合を確認してください。生肉用と取り分け用の使い分けは、家庭用のトングでも同じです。

ソロキャンプでも、トングは複数必要ですか?

食べる人数に関係なく、生肉を扱う器具と、加熱後の料理を取り分けたり食べたりする器具は分けます。生肉用トングと取り分け用の清潔な箸など、役割に応じた組み合わせでも構いません。炭を扱う場合は、炭用の道具も別に用意しましょう。

黒いトングを選ぶとき、見た目以外に何を確認すればよいですか?

長さ、先端の形、握り心地に加え、黒い表面加工に合う洗い方を確認します。食洗機を使いたいのか、木製グリップの質感を楽しみながら手入れしたいのか。片付け方まで思い浮かべると、自分に合う道具を選びやすくなります。

トングは、いつものBBQで何度も目に入り、手に取る道具です。使う場面に合う一本を選び、手持ちのテーブルや食器と色・素材を合わせてみてください。

サイト全体を黒で揃える考え方は、特集「黒いキャンプギアの揃え方」で紹介しています。