キャンプ用サイドテーブルは、チェアに座ったまま使う道具の置き場が欲しいときや、メインテーブルの上を広く使いたいときに役立ちます。いまの道具で置き場が足りているなら、急いで買い足す必要はありません。
カップを取るたびに体を前へ伸ばす。食事を並べると、ランタンや小物を置く場所がなくなる。そんな場面があるなら、手元にもうひとつ置き場をつくる方法を考えてみましょう。
この記事では、サイドテーブルが必要かを判断する目安と、高さ・天板サイズ・収納・置き方の選び方を解説します。後半では、黒い3段サイドテーブル「BLACK ARRAY TABLE」も紹介します。

道具の置き場を縦に分けられる、BLACK ARRAY TABLEの3段構造。
目次
- サイドテーブルが役立つのは、手元の置き場を増やしたいとき
- 高さは、座ったまま無理なく手が届く位置で選ぶ
- 天板サイズと段数は、置く道具から決める
- 収納サイズと組み立て方をセットで確認する
- 置き方は、手の届きやすさと通路を優先する
- 黒い3段サイドテーブル「BLACK ARRAY TABLE」
- キャンプ用サイドテーブルについてよくある質問
サイドテーブルが役立つのは、手元の置き場を増やしたいとき
メインテーブルと、手元の道具の置き場を分ける
食事や調理に使うメインテーブルには、皿、食材、調理道具が集まります。そこへスマートフォンやLEDランタンまで置くと、食事の前に小物を移動させることになります。
サイドテーブルにカップや小物の定位置をつくると、メインテーブルを食事に使いやすくなります。ソロキャンプでも、食事の場所と、座ってくつろぐときの手元を分けたいなら候補になります。
いま困っていることから、買い足すかを決める
まずは前回のキャンプで、何をどこに置いていたか思い出してみてください。置き場を増やすことで解決する困りごとか、いまの配置を変えるだけで足りるかを考えます。
| いまの状態 | 検討する方法 |
|---|---|
| 食事のたびに小物を移動している | サイドテーブルに小物の定位置をつくる |
| カップを取るために何度も体を乗り出す | チェアの横に、手の届く置き場を用意する |
| メインテーブルの一角が空いている | まずはチェアと道具の配置を変えてみる |
| 荷物を減らすことを優先したい | 手持ちのテーブルや、安定した収納ボックスで兼用できるか確かめる |
必要な台数は、人数だけでは決まりません。何人で、どこに座り、どの道具を手元に置きたいかを整理すると、買い足す一台の役割が見えてきます。
高さは、座ったまま無理なく手が届く位置で選ぶ
いつものチェアに座って、カップを置く動きを確かめる
サイドテーブルの高さは、使っているチェアと合わせて考えます。座面の高さだけでなく、座ったときの沈み込み、肘掛け、背もたれの角度によっても手の届き方が変わります。
購入前には、いつものチェアに座り、カップを置きたい位置を確かめてみましょう。肩を持ち上げたり、大きく腰を曲げたりせず、手を伸ばせる高さがひとつの目安です。その位置を床から測っておくと、候補の寸法と比べやすくなります。
サイドテーブルとして使う場合は、メインテーブルと同じ高さに揃えることよりも、座った姿勢で使いやすいかを確かめることが大切です。
高さ調整式は、調整範囲と固定方法を見る
チェアを替えることがある方や、置き場所に合わせて高さを変えたい方は、調整式も候補になります。最低・最高の高さに加え、段階式か無段階式か、どこで固定するかも確認しましょう。

使うチェアや置く場所に合わせて、脚の長さを調整する。
3段タイプでは、よく使う道具をどの段に置くかも考えます。最上段だけを基準にせず、カップを置く段、照明を置く段など、使う位置ごとに手の届き方を確かめてください。
天板サイズと段数は、置く道具から決める
幅だけでなく、奥行きと使える面積を見る
買う前に、載せたいカップ、LEDランタン、小物入れを家の机に並べてみましょう。必要な幅と奥行きに加え、カップを持ち上げる手のスペースも見ておきます。
横長の天板は道具を並べやすい形ですが、奥行きが足りるかは別に確認します。置きたい皿やケースの底面が収まるか、端に寄りすぎないかがポイントです。丸みのある天板や開口部のある天板は、外寸いっぱいを置き場として使えるとは限りません。
2段・3段タイプは、使う頻度と道具の高さで分ける
複数段のテーブルは、置き場を上下に分けたいときに向いています。よく使うカップは手の届く段へ、予備の小物は下の段へ、と役割を決めると配置を考えやすくなります。
その際、棚と棚の間隔も確認してください。背の高いボトルを入れられても、上の棚があるため取り出しにくい場合があります。道具そのものの高さに、持ち上げる余裕まで加えて考えましょう。
すべての段を埋める必要はありません。使う道具を絞り、手を入れる余白を残すと、出し入れのしやすさと見た目を両立できます。
収納サイズと組み立て方をセットで確認する
収納時は、長さ・幅・厚さ・重量を確認する
収納が薄くなるテーブルでも、長さや幅は残ります。車へ積むなら荷室の隙間に入るか、収納ボックスへ入れるなら内寸に収まるかを確かめましょう。
持ち歩く距離が長い場合は、収納袋の持ち手や肩掛けのしやすさも判断材料になります。テーブル単体の数字に加え、袋や取り外した部品まで含めて持ち運べる状態をイメージしておきます。

収納時は厚さに加え、袋の長さと幅も積載場所に合わせて確認する。
撤収のたびに行う作業まで見て選ぶ
収納方法によって、現地で行う作業は異なります。完成形の写真だけでなく、組み立て動画や収納状態の写真も確認しておきましょう。
| 収納方法の例 | 購入前に確認すること |
|---|---|
| 天板や脚を折りたたむ | 折りたたんだ後の面積、開閉部とロックの扱い |
| 天板を巻いて収納する | 天板と脚の取り付け方、束ねたときの長さと太さ |
| パーツを分けて収納する | 取り付ける部品の数、工具の要否、ネジや小物の保管方法 |
例えばBLACK ARRAY TABLEは、天板やフレーム、ネジなどを組み合わせる構造です。収納時の薄さと、組み立て・片付けの作業を合わせて、自分の使い方に合うか判断してください。
置き方は、手の届きやすさと通路を優先する
チェアの横に仮置きし、座る・立つ・通る動きを試す
サイドテーブルは、カップを取りたい側や、LEDランタンの明かりを使いたい位置に仮置きします。利き手側に固定せず、チェアへの出入りやほかの道具との位置関係も見て決めましょう。
まだ実物がない場合は、候補の設置寸法を紙やテープで床に示すと、置いたときの広さを考えやすくなります。寸法表示が天板だけを示している場合は、脚の張り出しも確認して広さに加えます。
チェアへ座る、立ち上がる、後ろを通る動きを試し、足が脚フレームに当たらないかを確認します。前室に置くなら、テントの出入口やファスナーの開閉を妨げない位置を選んでください。
前室全体の広さも見直したい方は、「黒いワンポールテントの選び方|サイズ・素材・設営スペース」で、寝具や張り綱を含めた配置の考え方を紹介しています。
地面と固定状態を確認し、荷物を偏らせない
すべての脚が地面を捉え、天板が安定する場所へ設置します。高さを調整した後は固定部を確かめ、道具を載せる前にぐらつきがないか確認しましょう。
複数段のタイプでは、重い道具を上の段や片側に集めず、各部の使用条件に沿って配置します。耐荷重の数字だけで判断せず、テーブル全体の値か各段の値かも確認してください。立ち上がるときに手をついて体を支えたり、椅子や踏み台として使ったりしないようにします。
黒いテーブルを選ぶなら、載せる道具の質感も合わせてみましょう。黒い金属の輪郭に、木製グリップやグラスの透け感を添えると、同じ黒でも表情が変わります。まずはよく使う数点から並べてみてください。
黒い3段サイドテーブル「BLACK ARRAY TABLE」
手元の置き場を黒で揃え、道具を上下に分けて並べたい方の選択肢が、BlackishGearの「BLACK ARRAY TABLE(ブラックアレイテーブル)」です。アルミニウム合金の天板とフレームを使い、3段の置き場を備えています。
脚部には高さ調整機構があり、メイン天板にはIGTハーフユニットを組み合わせられます。黒い道具を並べる棚としても、座って過ごす場所の小物置きとしても、どの段をどう使うかを考えながら選べる一台です。
「IGTハーフユニット対応」は、メイン天板の開口部へ、対応する天板などを組み込める仕様です。

メイン天板の中央には、IGTハーフユニットを組み合わせられる。
| 項目 | 公式商品ページの仕様 |
|---|---|
| 組立時サイズ | 幅65×奥行き18×高さ35〜55cm |
| 収納時サイズ | 65×18×3cm |
| 重量 | 約2kg |
| 素材 | アルミニウム合金 |
| 耐荷重 | 約50kg(公式表記) |
| 構造 | 3段構造、伸縮脚、メイン天板にIGTハーフユニット対応部 |
| 付属品 | 天板3枚、脚フレーム、取り付け用パーツ・ポール・ネジ、収納袋 |
耐荷重は公式掲載値です。各段ごとの上限や荷重の条件は、購入前にご確認ください。組み立て時はすべてのパーツを確実に固定し、外したネジや部品をまとめて保管します。
IGTハーフユニットを追加する場合は、寸法・厚み・周囲への干渉などの適合を確認しましょう。商品ページの写真にある他社製アクリルユニットは付属しません。
奥行き18cmのサイズが載せたい道具に合うか、収納時の長さ65cmが積載場所に収まるか、組み立ての作業を自分のキャンプに取り入れられるか。この3点を確かめると、使う場面を具体的に考えられます。
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キャンプ用サイドテーブルについてよくある質問
ソロキャンプでもサイドテーブルは必要ですか?
食事用の天板を広く使いたい、カップや照明を手元に置きたいときは候補になります。いまのテーブルひとつで無理なく過ごせているなら、そのまま使い、必要な置き場が見えてから追加してもよいでしょう。
収納ボックスをサイドテーブルの代わりにできますか?
天面が安定し、載せる道具の重量に対応していれば、代用を検討できます。ふたの凹凸でカップが傾かないか、物を置いたまま中身を取り出せるか、座った姿勢で使いやすい高さかを確認してください。
アルミ製なら、熱い鍋やバーナーを置けますか?
素材名だけでは、使える温度や熱源までは判断できません。天板・表面加工の耐熱性と、使用する器具の条件を確認してください。BLACK ARRAY TABLEの公式商品ページでは耐熱温度を確認できないため、熱い鍋の直置きや燃焼器具の使用可否は、使用前にお問い合わせください。
サイドテーブルを選ぶときは、手元に置きたい道具、座ったときの高さ、現地での配置、帰宅までの収納を順に考えてみましょう。よく使う道具に定位置ができると、食事やくつろぎの時間を過ごす場所も整えやすくなります。
テーブルの上だけでなく、テントや小物も黒で揃えたい方は、特集「黒いキャンプギアの揃え方」で、自分に合う揃え方を探してみてください。
